ファイナンシャルテクノロジー株式会社 / Financial Technology inc.  
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CRM

 

FINANCIAL CRM開発のバックグラウンド(1)

ファイナンシャルテクノロジー鰍ヘ日本と海外の金融機関での経験者と現役の実務担当者より成り立っています。その大半はアメリカ、ヨーロッパ、アジアでの業務経験から、現場感覚を身につけています。
そのため、国内、海外での戦略的な顧客管理の理論と実践そしてそれを生かしたCRMシステムの構築経験と導入・活用について、豊富なノウハウを有しています。

ファイナンシャルテクノロジーが持つリテールバンキングでのこれらの経験とノウハウをベースに開発したのが、FINANCIAL CRMです。
 

FINANCIAL CRM開発のバックグランド(2)

FINANCIAL CRMは机上の理論でなく、現場で遭遇してきた実例をもとに、金融機関のリテール戦略の効果的な変革を実現させることをめざして開発したものです。
つまりFINANCIAL CRMは営業担当者の顧客管理のツールとしてのCRMや顧客満足向上を目的としたCRMとは開発の出発点が異なります。 金融機関の経営改革が急がれる中で経営トップの戦略を営業の現場に迅速にかつ効果的に反映させるのは容易なことではありません。 現場での日常の営業活動を支えつつまた顧客の意思をも反映しながら営業モデルの変革を推進すること、その試行錯誤を踏まえて開発されたものです。

FINANCIAL CRMはどんな産業・企業ででも導入が可能な汎用ソフトではなく、銀行、証券会社、信託銀行、信用金庫等の金融機関にフォーカスしたものです。

FINANCIAL CRMは単なるパッケージソフトではありません。経営戦略を実現するためのシステム基盤と位置付けています。 すなわちFINANCIAL CRMは、「新しい経営モデルを実現するプラットフォーム」なのです。
 

FINANCIAL CRMの特色

FINANCIAL CRMは営業担当現場での顧客への取り組み方を戦略的に再構築するための道具です。 
システムは以下の特徴を有しています。

  • Profit Oriented (収益志向)
    かっての残高ベースでの経営から収益志向の経営への転換を図る。
  • Business Oriented(現場志向)
    理論的な戦略でなく営業現場の日常活動をベースに開発してるために即時に違和感なく導入できる。
  • User Oriented   (ユーザ志向)
    業担当者、その管理者さらには顧客の意向を反映し現場で役に立つことを第一に設計されています。
FINANCIAL CRMは、銀行や証券会社の営業の管理者・担当者が一人一人の顧客、一件一件の取引に対して、その企業の方針・戦略に沿ってどういうアクションを取らなければならないかを自然に示します。
そしてまた、その企業の方針・戦略が営業の現場でどこまで浸透し目標が達成できているかを管理します。
さらにその達成度合い、進捗のサポートを一元的にできるように設計されています。
 

FINANCIAL CRMの設計基準

  • 収益とコスト重視−長年残高重視であった金融機関の営業体質を収益志向へと変換させるためのしかけ。 FINANCIAL CRMは、この目標に沿ったアクションプランを明確に規定します。 そのシステムに沿った営業がなされることで顧客への対応が効果的になり結果として収益の向上にむすびつき且つ個々の営業担当者が自動的に収益志向のマインドを醸成してゆくことを目指します。
  • 銀行、証券会社が基盤とする顧客をより明確にしその基盤への浸透をセグメント別に推進する。 顧客へのセグメント別の対応をベースとして構築します。
  • 営業活動の拡大・高度化、商品・サービスの変更はますますダイナミックでスピーディになってきます。 それらの変化に直ちに且つ現場(支店)単位でも対応できることを考慮しています。
  • 業際の垣根は一段と低くなり様々な金融商品が登場してまいりました。 FINANCIAL CRMはどんな商品、サービスにたいしても対応することを目指しています。
  • マルチチャネル対応−以前は店頭窓口しかなかった金融機関のチャネルは、ATM、コールセンタ、郵便、E-Mail、インターネット、KIOSK等拡大してきました。顧客の側からの接点の多様化に対応し、営業サイドからも顧客動向の統一した管理が必須になってきました。 すべてのチャンルからの情報の収集、分析、提案、営業戦略の立案はそれなくしては難しくなってきました。 本システムは顧客接点別の情報管理の一元化をサポートしております。
  • 営業部門、販売部門等の現場で、具体的に何をすればいいのかというアクションを明確にします。そのアクションの結果が経営戦略より導かれた目標の達成に貢献したのか、しなかったのかを客観的、さらに即時に統計処理をして残します。
  • また明確なアクションの提示によって従業員一人一人のアクションに個人差・バラツキが少なくなり、ベテランの水準にまでスキルを向上できます。またアクションが明確であるため、従業員のモラル向上に寄与します。
  • 顧客とのリレーションの深耕度合いの管理します。
  • 短期間、低コストの導入を実現します。
    システムは現行のシステムとは独立して構築されます。そのために現行システムへの変更を最小にし開発期間と開発・運営コストの低減を図れます。
  • 操作が容易であるため、現場での定着に優れています。
  • システムはハード・ソフトとも柔軟な設計になっていて大規模ユーザーから小規模なものまでに適用可能です。
    また全顧客を対象とするのでなく特定の顧客層や特定の部門に限定しての導入も可能です。
  • グローバルな観点
    システム設計は金融機関も先端の管理技術をいくつも組み込んであり(IOS, KYC, SFA等)旧来のデザインとは一線を画しています。
 

FINANCIAL CRMとリスク管理

金融商品の多様化が進む中で営業の収益志向を目指していくと、ともすればリスクの高い商品の販売に偏りかねない。
顧客にあった適正なポートフォリオと顧客を守るリスク管理がひいては金融機関の健全な成長を促すためのリスク管理と言えるでしょう。 預金や貸出しのシェアを上げるのではなく、取ったリスクを管理することによって収益を上げることが重要なのです。

投資商品や外貨建て商品のリスクを評価しつつ顧客の資産形成に資することを個々の営業担当者に付託するのでなくシステム的に管理する仕組みを内包しています。

先進的な金融機関での適用事例を参考にした現実的なリスク管理手法を組み込んで現実的にいかに「リスクを管理する」か、そしていかに「儲ける」かについての最先端のノウハウがアクションプランとして搭載されています。
 
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